Seam sealing
シームシール
シェルター・タープの防水性をより向上させる為に、シームシールを実施していただく事は非常に重要です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
LOCUS GEARのシェルター・タープの重要な縫合部分はダブルステッチになっており、縫針や糸の選定等により雨の侵入を妨げる様に工夫されています。しかし、一晩中、比較的強い雨が降り続いた場合、素材自身は耐水または防水の特性をもってはおりますが、針穴または貫通した糸を通じて雨水の侵入する可能性があります。そのため、各素材に応じてシームシール剤を選び、シームシールをご自身によって行っていただく必要があります。
シームシールは、雨の侵入する恐れのある全ての縫い目に対して行ってください。シームシールはよく晴れて乾燥した日に風通しの良い庭や公園の様な場所で、シェルター・タープを設営した状態で行うのがいいでしょう。付属の刷毛やヘラ等で、縫い目を塞ぐようにシームシールして行きます。
★素材別推奨
シームシール剤
<タイベック> ギア・エイド社 Selant+Adhesive
<シルナイロン>
ギア・エイド社 Silicone Tent Sealant
<乾燥時間、収納について>
いずれの場合も乾燥するまでに数時間、完全に乾燥するまでには約24時間程度かかります。乾燥後に収納する際はシームシーラーの粘着性で生地が癒着しない様よく乾かしてから収納してください。
<結露と雨漏り>
結露(けつろ)とは、シェルター内側の幕面に、シェルター内部の水蒸気が凝縮する現象のことです。体温や発汗、地面からの水蒸気拡散等によりシェルター内の温度と湿度が上昇した場合、幕面で外気に触れて冷やされたシェルター内の水蒸気が凝縮して水滴と成ります。いかなるシェルターもこの結露を完全に防ぐ事は不可能と言われています。通気、透湿性のあるタイベックやeVent等はある程度結露の発生を抑制できますが、それでも完全にはには防げません。結露を防ぐにはシェルター内外の気温や湿度の差を無くす事しかありません。つまり、換気を良くするという事です。また、雨が降っている際は、結露なのか雨漏りなのか区別がつかなくなる場合もあります。